注意事項 †
- ChatGPTの利用により発生する料金,ならびにChatGPTを利用して得られた結果の利用につきましては,すべて自己責任でお願いします.
- 利用料金は,ユーザがOpenAI社に対して支払うものであり,TETDMが課金や費用請求を行うことはありません.
- 本機能の利用に先立って,あらかじめTETDMのチュートリアルをすべて実施されてから,以下の説明をお読みいただいた上で,ご利用ください.
利用準備 †
- OpenAIのアカウントを作成して,APIkey(APIキー)を作成してください.
- あるいは,組織内で発行してもらえるAPIkeyを用意してください.
- APIkey [https://platform.openai.com/api-keys]
- APIkeyの発行にはクレジットカードの登録が必要です.また利用料金は先払いになります.
- 具体的な手順は,「ChatGPT APIkey」などで検索して調べてください.
API利用料金の目安(モデル:gpt-4o-mini,2024/8/30時点) †
- 利用トークン数に応じて費用がかかります.費用は,利用する機能や入力テキストの長さに依存します.
- 以下は日本語に換算した際の目安です.実際にかかった利用料金は,OpenAIのUsageページを参照して確認してください.
ChatGPTを用いた機能 †
機能1:処理ツール「ChatGPTテキスト分析(GPTAnalysis)」を用いたテキスト分析と,知識,意思決定案の出力 †
- ChatGPTを利用して,
- 要約生成,キーワード抽出,等のテキスト分析結果を出力できます.
- 登録されている結果と解釈の集合を抽象化して,知識を出力します.(従来の知識創発インタフェースの自動化に相当)
- 得られた知識から考えられる意思決定案を出力します.
- 出力に用いたプロンプト(ChatGPTに与えた入力)は,バッチファイルなどからTETDMをコマンドラインで起動することによって,確認することができます.
- 一部の機能のプロンプトは,処理ツール GPTAnalysis のフォルダ内にある,テキストファイル promptJapanese.txt の日本語を修正することで,改変することができます.
- 処理ツール GPTAnalysis のフォルダは,TETDMフォルダ内の,moduleフォルダ内の,MiningModulesフォルダ内にあります.
- 改変した内容は復元されませんのでご注意ください.
機能2:キャプチャー画像からのテキスト分析 †
- 各パネルの上部にある「画面」ボタンを押すと,表示されている出力結果をキャプチャーした画像をChatGPTに入力して,その画像が表す結果と解釈を出力できます.
- 出力は、「結果と解釈の登録ウインドウ」上に自動的に表示され,そのまま結果と解釈の登録に用いることができます.
ChatGPTを用いた機能を効果的に利用するための留意点 †
- ChatGPTを用いた分析においては,「分析の目的」と「入力テキストの説明」を用いることで,より的確な分析結果を得ようとしています.TETDMの起動時に表示されるウインドウに入力するか,メニューウインドウの「モード」ボタンを押して表示されるモード設定ウインドウから入力して下さい.
ChatGPTを用いた機能の利用にかかる費用 †
- 各ボタンを1回押すごとに,最大1円程度の費用がかかると想定しています.
ChatGPTを用いた機能の利用方法 †
- APIkeyを,TETDMフォルダ内の,sourceフォルダ内の,Utilityフォルダ内の,ChatGPTAPIkey.txt ファイルの1行目に,そのままコピーして貼り付けてください.
- (任意設定)ChatGPTAPIkey.txt ファイルの,2行目から4行目で,TETDMからChatGPTを利用する際のパラメータを設定できます.
- 2行目 model=:利用するChatGPTのモデル,
- 3行目 maxtoken=:ChatGPTの回答の最大トークン数
- 4行目 maxinput=:ChatGPTに与える入力プロンプトの最大文字数(日本語)
- =の後ろに半角スペースが必要な点に注意してください
- TETDM上で,「モード設定」->「環境初期化」を選ぶと,同ファイルはダウンロード時の状態に初期化されます.
- APIkeyを貼り付けた状態でTETDMを起動すると,ChatGPTの利用を確認するウインドウが表示されますので,「はい」を選択してください.
- 「はい」が選択されると,ChatGPTを利用してAPIkeyの有効性を確認します.ChatGPTが利用できなかった場合は,以下のメッセージが表示されます.
- いずれかのパネルに,処理ツール「ChatGPTテキスト分析」をセットして利用してください.また,各パネルの上部にある,「画面」ボタンを押すと,「キャプチャー画像からのテキスト分析」が行えます.
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