可視化ツール作成のためのVisualizationModuleクラス †
- 可視化ツールは,このクラスを継承して作成します.
- 以下の仕様は,バージョン4.0時点のものです
VisualizationModuleクラス †
入力データ †
TextData text; | テキストデータ.テキストデータクラスのインスタンス |
コンストラクタ内に記述する変数とメソッド †
void setModuleID(int moduleID) | ツールのIDをセットする.開発者が値をセットする(必須) | int dataNumbers[11] | 可視化ツールが処理ツールから受け取る各データ型のデータ数.開発者が値をセットする(必須)要素は順に,boolean,int,double,String,boolean[],int[],double[],String[],boolean[][],int[][],double[][]の各型のデータ数を表す. | void setToolType(int type) | ツールタイプが,1:シンプル,2:プリミティブ,3:セミプリミティブの時に指定する.(デフォルト値は,4:特殊)開発者が値をセットする |
可視化ツール作成用:基本的な変数とメソッド †
void initializePanel(); | GUI初期化用メソッド(自動実行メソッド3)開発者がオーバーライドして内容を記述する(必須) | void initializeData(); | 初期化と前処理用メソッド(自動実行メソッド4)開発者がオーバーライドして内容を記述する(必須) | void displayOperations(int) | マイニング処理結果の描画用メソッド(自動実行メソッド6)開発者がオーバーライドして内容を記述する(必須) |
可視化用データチェック用メソッド †
void resetData() | 処理ツールから受け取ったデータ数(可視化ツール内部でカウントしている変数の値)を0に初期化する | boolean checkDataNumbers() | 処理ツールから受け取ったデータ数が,配列 dataNumbers で指定したデータ数に達し,かつ以下の dataConstraint() が true で,可視化の条件が整ったかをチェックする.(true:整った,false:整っていない) | boolean dataConstraint() | 処理ツールから受け取った配列データの要素数が,可視化に必要な制約を満たしているかをチェックする.開発者がオーバライドして内容を記述する.(true:満たしている,false:満たしていない) |
可視化処理アシスト用メソッド †
boolean getPanelSize() | 以下の変数に,可視化ツール用のディスプレイ領域のサイズを代入する.ディスプレイ領域のサイズ変更の有無を返す.(true:サイズ変更あり,false:サイズ変更なし) | int sizeX, sizeY | 可視化ツールの現在のディスプレイサイズ | int oldSizeX, oldSizeY | 可視化ツールのサイズ変化前のディスプレイサイズ | double changeX, changeY | 可視化ツールのサイズ変化時の変化倍率 | boolean isMenuInJapanese() | メニュー表示が日本語か英語か.(true:日本語,false:英語) |
データ受け取り用メソッド †
boolean setData(int dataID, boolean) | boolean型のデータを,dataID 番のデータとして受け取る.開発者がオーバーライドして内容を記述する.(true:データ受け取り成功,false:失敗) | boolean setData(int dataID, int) | int型のデータを,dataID 番のデータとして受け取る.開発者がオーバーライドして内容を記述する.(true:データ受け取り成功,false:失敗) | boolean setData(int dataID, double) | double型のデータを,dataID 番のデータとして受け取る.開発者がオーバーライドして内容を記述する.(true:データ受け取り成功,false:失敗) | boolean setData(int dataID, String) | String型のデータを,dataID 番のデータとして受け取る.開発者がオーバーライドして内容を記述する.(true:データ受け取り成功,false:失敗) | boolean setData(int dataID, boolean[]) | boolean[]型のデータを,dataID 番のデータとして受け取る.開発者がオーバーライドして内容を記述する.(true:データ受け取り成功,false:失敗) | boolean setData(int dataID, int[]) | int[]型のデータを,dataID 番のデータとして受け取る.開発者がオーバーライドして内容を記述する.(true:データ受け取り成功,false:失敗) | boolean setData(int dataID, double[]) | double[]型のデータを,dataID 番のデータとして受け取る.開発者がオーバーライドして内容を記述する.(true:データ受け取り成功,false:失敗) | boolean setData(int dataID, String[]) | String[]型のデータを,dataID 番のデータとして受け取る.開発者がオーバーライドして内容を記述する.(true:データ受け取り成功,false:失敗) | boolean setData(int dataID, boolean[][]) | boolean[][]型のデータを,dataID 番のデータとして受け取る.開発者がオーバーライドして内容を記述する.(true:データ受け取り成功,false:失敗) | boolean setData(int dataID, int[][]) | int[][]型のデータを,dataID 番のデータとして受け取る.開発者がオーバーライドして内容を記述する.(true:データ受け取り成功,false:失敗) | boolean setData(int dataID, double[][]) | double[][]型のデータを,dataID 番のデータとして受け取る.開発者がオーバーライドして内容を記述する.(true:データ受け取り成功,false:失敗) |
オプションによる処理連動:実行用メソッド †
void executeOtherModuleFirst() | 自パネル以外にセットされている,指定IDの処理ツールの displayOperations(option)を実行する(この処理の後,同一IDの処理ツールに,引き続き処理連動を実施する場合に用いる) | void executeOtherModule() | 自パネル以外にセットされている,指定IDの処理ツールの displayOperations(option)を実行する |
オプションによる可視化連動:実行用メソッド †
void displayOtherModuleFirst() | 自パネル以外にセットされている,指定IDの可視化ツールの miningOperations(option)を実行する(この処理の後,同一IDの可視化ツールに,引き続き可視化連動を実施する場合に用いる) | void displayOtherModule() | 自パネル以外にセットされている,指定IDの可視化ツールの miningOperations(option)を実行する |
フォーカス情報による可視化連動:実行用メソッド †
void repaintOthersByFocus() | 自パネル以外の可視化ツールの,displayOperations(4500)を実行する. |
フォーカス情報による処理連動:実行用メソッド †
void executeOthersByFocus() | 自パネル以外の処理ツールの,miningOperations(4500)を実行する. | void executeAllByFocus() | 全パネルの処理ツールの,miningOperations(4500)を実行する. |
フォーカスデータ設定用メソッド(変数) †
- フォーカスデータ生成用ローカル変数
boolean focusKeywords[]; | 各キーワードのフォーカスのon, off(添え字にはキーワード番号を用いる) | boolean focusSentences[]; | 各文のフォーカスのon, off(添え字には文番号を用いる) | boolean focusSegments[]; | 各セグメントのフォーカスのon, off(添え字にはセグメント番号を用いる) |
- フォーカスデータ初期化用メソッド
void resetAllFocus() | セグメント,文,キーワードに関するフォーカスデータをすべて初期化 | void resetMainSub() | セグメント,文,キーワードのメイン,サブに関するフォーカスデータのみを初期化 |
- セグメント,文,キーワードのフォーカスデータセット用メソッド
- 可視化ツールでは,フォーカスデータの意味はすべて「可視化ツール上で選択した」となるため,引数が省略されています.
- onlyをtrueにすると,mainとsubの他方の値を-1に初期化します
void setFocusSegments() | 変数focusSegmentsのデータを,TextData.Focusクラスにコピー | void setFocusSentences() | 変数focusSentencesのデータを,TextData.Focusクラスにコピー | void setFocusKeywords() | 変数focusKeywordsのデータを,TextData.Focusクラスにコピー | void setMainFocusKeyword(int value, boolean only) | valueの値を,TextData.Focusクラスにコピー | void setSubFocusKeyword(int value, boolean only) | valueの値を,TextData.Focusクラスにコピー | void setMainFocusSegment(int value, boolean only) | valueの値を,TextData.Focusクラスにコピー | void setSubFocusSegment(int value, boolean only) | valueの値を,TextData.Focusクラスにコピー | void setMainFocusSentence(int value, boolean only) | valueの値を,TextData.Focusクラスにコピー | void setSubFocusSentence(int value, boolean only) | valueの値を,TextData.Focusクラスにコピー |
- 真理値,整数,実数,文字列のフォーカスデータセット用メソッド
void setMainFocusBoolean(boolean value) | valueの値を,Control.Focusクラスにコピー | void setSubFocusBoolean(boolean value) | valueの値を,Control.Focusクラスにコピー | void setMainFocusInteger(int value) | valueの値を,Control.Focusクラスにコピー | void setSubFocusInteger(int value) | valueの値を,Control.Focusクラスにコピー | void setMainFocusDouble(double value) | valueの値を,Control.Focusクラスにコピー | void setSubFocusDouble(double value) | valueの値を,Control.Focusクラスにコピー | void setMainFocusString(String value) | valueの値を,Control.Focusクラスにコピー | void setSubFocusString(String value) | valueの値を,Control.Focusクラスにコピー | void setFocusBooleanArray(boolean value[]) | valueの値を,Control.Focusクラスにコピー | void setFocusIntegerArray(int value[]) | valueの値を,Control.Focusクラスにコピー | void setFocusDoubleArray(double value[]) | valueの値を,Control.Focusクラスにコピー | void setFocusStringArray(String value[]) | valueの値を,Control.Focusクラスにコピー | void setFocusBooleanArray2(boolean value[][]) | valueの値を,Control.Focusクラスにコピー | void setFocusIntegerArray2(int value[][]) | valueの値を,Control.Focusクラスにコピー | void setFocusDoubleArray2(double value[][]) | valueの値を,Control.Focusクラスにコピー |
- フォーカスデータ取得用メソッド
boolean[] getFocusKeywords() | TextData.Focusクラスの値を取得 | boolean[] getFocusSegments() | TextData.Focusクラスの値を取得 | boolean[] getFocusSentences() | TextData.Focusクラスの値を取得 | int getMainFocusKeyword() | TextData.Focusクラスの値を取得 | int getSubFocusKeyword() | TextData.Focusクラスの値を取得 | int getMainFocusSegment() | TextData.Focusクラスの値を取得 | int getSubFocusSegment() | TextData.Focusクラスの値を取得 | int getMainFocusSentence() | TextData.Focusクラスの値を取得 | int getSubFocusSentence() | TextData.Focusクラスの値を取得 | boolean getMainFocusBoolean() | Control.Focusクラスの値を取得 | boolean getSubFocusBoolean() | Control.Focusクラスの値を取得 | int getMainFocusInteger() | Control.Focusクラスの値を取得 | int getSubFocusInteger() | Control.Focusクラスの値を取得 | double getMainFocusDouble() | Control.Focusクラスの値を取得 | double getSubFocusDouble() | Control.Focusクラスの値を取得 | String getMainFocusString() | Control.Focusクラスの値を取得 | String getSubFocusString() | Control.Focusクラスの値を取得 | boolean[] getFocusBooleanArray() | Control.Focusクラスの値を取得 | int[] getFocusIntegerArray() | Control.Focusクラスの値を取得 | double[] getFocusDoubleArray() | Control.Focusクラスの値を取得 | String[] getFocusStringArray() | Control.Focusクラスの値を取得 | boolean[][] getFocusBooleanArray2() | Control.Focusクラスの値を取得 | int[][] getFocusIntegerArray2() | Control.Focusクラスの値を取得 | double[][] getFocusDoubleArray2() | Control.Focusクラスの値を取得 |
可視化ツール基本情報 †
String myModulePath; | 可視化ツールがあるフォルダへの絶対パス | String myModuleName; | 可視化ツールの名前 | int getModuleID() | 可視化ツールのIDを取得する | int getPanelID() | 可視化ツールがセットされているパネルのID(左から順に0,1,2,...)を取得する |
ファイル入出力用メソッド †
String inJapanese[] | ファイルからの文字列読み込み用変数.可視化ツールがあるフォルダ内のファイル「Japanese.txt」がinitializePanel()の実行前に自動的に読み込まれる | String fileRead() | 可視化ツールがあるフォルダ内のファイル「Japanese.txt」を読み込む | String fileRead(String) | 可視化ツールがあるフォルダ内のファイル「引数として与えられた文字列」を読み込む | String[] fileReadArray() | 可視化ツールがあるフォルダ内のファイル「Japanese.txt」を読み込む | String[] fileReadArray(String) | 可視化ツールがあるフォルダ内のファイル「引数として与えられた文字列」を読み込む | void fileWrite(String, String) | 第1引数として与えられたファイル名のファイルに,第2引数として与えられた文字列を書き込む | void fileWriteArray(String, String[], int) | 第1引数として与えられたファイル名のファイルに,第2引数として与えられた文字列を,第3引数の行数分だけ,書き込む |
設定取得用メソッド †
int getFontSize() | ツールのフォントサイズを取得(デフォルト値は14)(Ver.3.50から) | String getSegmentTag() | セグメントの区切りとなる文字列(デフォルトは「スナリバラフト」)を取得 | String getSentenceTag() | 文の区切りとなる文字列(句点)を取得 |
操作ログ保存用メソッド †
void writeActionLog(String) | 「システムが起動してからの時間(秒),Mining/Visualizationの区別,パネルID,ツールID,引数で与えられた文字列」のデータを,スペース区切りで一行として,TETDMの実行ファイルがあるフォルダ内に,ファイル「ACTIONLOG」に追加保存 |
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