概要 †
- 日本語をソースコード内に埋め込んでしまうと,OSが異なる環境にコピーした場合や,日本語フォントに対応していない環境で,コンパイルできないなどの問題が発生します.
- ボタンなどで日本語の表示を行う場合に.外部ファイルから表示する日本語を読み込んで表示する方法,ならびに,日本語表示と英語表示を切り替える方法を説明します.
実装方法 †
日本語データの読み込み †
日本語データの準備 †
- 表示する日本語が書かれたファイル Japanese.txt を,作成するツールと同じフォルダ内に置きます.
- 複数のデータがある場合は改行で区切ると扱いやすいです.
日本語データの読み込み †
- ツールの親クラス(MiningModule または VisualizationModule)内に用意されている,以下のメソッドを利用して下さい.
- String fileRead():ファイル Japanese.txt の内容をString型で返す
- String[] fileReadArray():ファイル Japanese.txt の内容をString型の配列で返す(改行ごとにデータが区切られます)
読み込みメソッドの呼び出し †
- 実際の表示が行われる前に読み込みを行っておく必要があります.
- 以下のメソッド内で読み込みの処理を記述して下さい.
- initializePanel()(マイニング処理ツール)[1.GUI初期化]
- initializePanel()(可視化インタフェースツール)[3.GUI初期化]
日本語と英語の表示切り替え †
表示データの準備 †
- 表示内容を,日本語と英語の両方で準備します(変数名は任意)
- String textInJapanese;
- String textInEnglish;
表示切り替えの記述 †
表示切り替えの記述の呼び出し †
- 環境設定で日本語と英語の切り替えが行われた際に,表示が切り替わるためには,表示切り替えの記述が以下のメソッドから呼び出される必要があります.
- 必要に応じて,表示切り替え部分をまとめた関数を作成し,それを下記メソッド内で呼び出して下さい.
- initializeData()(マイニング処理ツール)[2.初期化と前処理]
- initializeData()(可視化インタフェースツール)[4.初期化と前処理]
|