ツールタイプについて †
- 処理ツールと可視化ツールは,その組合せの柔軟さの程度に応じて,以下のタイプに分けられます.
- シンプルツール:処理ツールや可視化ツールとの組合せが不要なツール
- プリミティブツール:任意のツールとの組合せを意識した汎用的なツール
- セミプリミティブツール:多くのツールとの組合せを意識した準汎用的なツール
- 特殊ツール:一定の条件を満たすツールとのみ組合せが可能なツール
- ひとつのパネル内で,処理ツールが出力する処理結果データを,可視化ツールが受け取って可視化できることを組合せ可能と呼んでいます.
- 処理ツール内の処理や操作によって,同じパネル内,あるいは他のパネル内での可視化ツールの出力を変更できるか(オプション番号を用いた処理やツール間の連動処理)については,ここでは考慮していません.
処理ツール †
シンプルツール †
- (条件)可視化ツールが不要の,処理ツールのみで処理を完結するツール
プリミティブツール †
- (条件)dataID を引数に含まない setData***() メソッドを用いて,可視化ツールにデータが入った変数を1つだけ送信するツール
- データが入った変数とは,boolean,int,double,String, boolean[],int[],double[],String[],boolean[][],int[][],double[][]の11種類のいずれかの型の変数を指します.
- setData***() メソッドを複数記述している場合でも,そのすべての直前において resetData() メソッドを呼び出していれば,プリミティブツールとなります
セミプリミティブツール(プリミティブツール以外) †
- (条件)dataID を引数に含まない setData***() メソッドのみを用いて,データを送信するツール
特殊ツール †
- dataID を引数に含む setData***() メソッドを用いて,データを送信するツール
可視化ツール †
シンプルツール †
- (条件)処理ツールが不要の,処理ツールからデータを受け取らないで可視化するツール
プリミティブツール †
- (条件1)dataID が 0 の,データが入った変数を1つだけ,処理ツールから受け取ることで可視化するツール
- データが入った変数とは,boolean,int,double,String, boolean[],int[],double[],String[],boolean[][],int[][],double[][]の11種類のいずれかの型の変数を指します.
- (条件2)配列データを受け取る場合,その要素数に関わらず,可視化が可能になっていること
セミプリミティブツール(プリミティブツール以外) †
- (条件1)dataID が 0 から ( dataNumbers で指定した数 - 1 ) までの,データが入った変数を,処理ツールから受け取ることで可視化するツール
- dataNumbers は int[] 型で11の要素をもち,各要素は順にboolean,int,double,String, boolean[],int[],double[],String[],boolean[][],int[][],double[][] 型の変数を,データとして受け取る数を表します.
- 例えば,int dataNumbers[] = {3,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}; と定義していた場合,boolean 型の変数を3つ受け取ることを予定し,dataIDが,0,1,2 のデータを受け取れるようになっている必要があります.
- (条件2)配列データを受け取る場合,その要素数に関わらず,可視化が可能になっていること
特殊ツール †
- dataID が 0 から ( dataNumbers で指定した数 - 1 ) 以外のデータを,処理ツールから受け取ることで可視化するツール
- 例えば,int dataNumbers[] = {3,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}; と定義していた場合に,dataID が 4 の boolean 型の変数を受け取るような場合が該当します.
- または,配列データを受け取る場合,その要素数に制約がある可視化ツール
- 可視化ツールの専用メソッド,dataConstraints()をオーバーライドして,その制約を満たさない場合,データを受け取らない処理を記述して下さい.
組み合わせ可能性 †
処理/可視化 | シンプル | プリミティブ | セミプリミティブ | 特殊 | シンプル | ○ | ○ | ○ | ○ | プリミティブ | ○ | ○ | ×(将来的に対応を検討) | × | セミプリミティブ | ○ | ○ | ○データ変数の数が足りていればOK | × | 特殊 | ○ | ○ | △dataID なしのデータ変数の数が足りていればOK | △データ変数の dataID が一致,または配列型データ変数の要素数が条件を満たしていればOK |
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