*Total Environment for Text Data Mining [#ze7756b8] &size(22){'' テキストデータマイニングのための統合環境''}; 5年以内に実現でき、我々の社会に役立つチャレンジ・テーマとして,[[人工知能学会:http://www.ai-gakkai.or.jp/jsai/]]全国大会で選抜された[[近未来チャレンジ:http://www.kecl.ntt.co.jp/scl/CREP/]]の課題です. ***2015年度の人工知能学会全国大会において,本チャレンジは&color(red){''卒業''};しました.''&color(red){NEW!!};'' [#t0355e83] -''これまで,本チャレンジを支えていただきましたみなさまには,厚くお礼申し上げます.'' *本チャレンジの背景 [#f7c9ee40] -テキストマイニングのシステムやツールは,各研究者が独自に構築することが多く,ユーザが複数の技術を併用するためには,それらのシステムを各方面から個別に入手する必要がある -ユーザが複数のシステムやツール間で,データの受け渡しや結果の比較を行うためには,手作業でフォーマットを整えたり,新たなインタフェースを独力で構築する必要がある -研究者が作成するシステムやツールは,論文用の試験的なシステムとなることが多く,実際に世の中で使われるのはごく一部の技術のみとなっている *本チャレンジの目的 [#zbec16b3] ''多様なテキストマイニング技術を柔軟に組み合わせることができ、それらを連動させて使える環境の構築と提供'' -&color(red){''チャレンジ1:''};''幅広い利用者と開発者の参入''~ 100万人以上の利用者,1000以上のモジュール化されたツールを集められる環境とする -&color(red){''チャレンジ2:''};''モジュール間での相互インタラクションの実現''~ 異なるモジュール間で対応するデータが明示され,互いに別のモジュールを操作可能にする -&color(red){''チャレンジ3:''};''知識創発のための基盤環境の構築''~ 頻度が低くても価値の高いデータ,パターンや知識を発見できる環境を構築する *本チャレンジの意義 [#pe7f1b38] -複数の技術を用いたいユーザの環境が整えられるため,ユーザはニーズに応じたツールを選択でき,分析作業に集中することができる -試験的なものを含む多くのシステムやツールが集められるため,多くの技術の実用化や再利用が見込まれる -各研究者が研究成果として作成するツールを一つの統合環境内のモジュールとして配付することを意識できるため,研究の高いモチベーションの維持につながる -関連技術を容易に収集することができるため,開発技術と関連技術との比較検討や機能拡張が容易になる *本チャレンジの計画 [#u3c953d1] -1年目(2010年度):統合環境の仕様の策定 -2年目(2011年度):モジュール(環境内で動作するツール)の基本仕様の策定 -3年目(2012年度):モジュール間インタラクションの仕様の策定、ダウンロードサイトの立ち上げ -4年目(2013年度):モジュール開発者支援 -5年目(2014年度):知識創発に向けた利用者支援 &ref(schedule2013.png,,25%,); &ref(schedule2015.png,,25%,);