*可視化インタフェースモジュール [#wcd53674] -入力テキストのデータ([[テキストデータ]]),ならびに処理モジュールの処理結果として送られてくるデータを入力として,データを視覚的にわかりやすく出力します. *可視化インタフェースモジュール作成の概要 [#y127243a] -可視化インタフェースモジュール作成用の、[[可視化モジュールクラス]](&color(red){VisualizationModule};)を継承(extends)してクラスを作成します。 -データを視覚的に表示するための処理は,&color(blue){displayOperations()}; メソッドの中から、呼び出される形で記述します。&color(green){(''オーバーライド'')}; -パネルを作成するときに必要な初期化処理は、&color(blue){initializePanel()}; メソッドの中に記述します。&color(green){(''オーバーライド'')}; --パネルが(再)構築されたときに呼び出されます。 -データの表示に必要な(再表示の際に必要な)初期化処理は、&color(blue){initializeData()}; メソッドの中に記述します。&color(green){(''オーバーライド'')}; --入力テキストの再読み込みがあった場合など、再表示の命令があったときに呼び出されます。 -マイニング処理モジュールの処理結果は、&color(blue){setData(int, ***)}; メソッドを作成することで,その第二引数を通じて受け取ります。&color(green){(''オーバーライド'')}; --***の部分には受け取るデータの型が入ります。 **可視化インタフェースモジュールの構成 [#z85662d6] &ref(visuconst.png,,35%,); ***パネル初期化時の処理の流れ [#w64aacb4] **パネル初期化時の処理の流れ [#w64aacb4] &ref(initvisu.png,,35%,); ***データ更新時の処理の流れ [#o1611fd6] **データ更新時の処理の流れ [#o1611fd6] &ref(retry.png,,35%,); ***サンプルプログラム [#g6c4eb18] **サンプルプログラム [#g6c4eb18] &ref(SampleDisplay.java); :文字列を受け取って表示(JTextPaneベース)~ &ref(SampleDisplay2.java); :平面上に背景,円,数字,文字を表示(draw系ベース)~ *作成の準備 [#m029be18] -module/VisualizationModules フォルダ内に,自分が作成するモジュール(クラス)名のフォルダ(たとえばMyVisual)を作成します. -作成したフォルダ内に,ソースファイル MyVisual.java を用意します. -VisualizationModule クラスのサブクラスとして実装します. 例) class MyVisual extends VisualizationModule *コンストラクタの作成 [#o54d691d] -setModuleIDメソッドにより,モジュールIDを与えます.(公開用に取得したID,または他のモジュールとかぶらないID) 例) setModuleID(4723); -コンストラクタ内には,上記以外の処理は記述しないで下さい *変数の宣言 [#yd9decec] -クラス内のグローバル変数を宣言して下さい. -宣言した変数の初期化とインスタンス化は,&color(red){''必ずいずれかのメソッド内で''};行って下さい. *入出力の方法 [#ufb0dfe4] -テキストデータの入力は,スーパークラスで定義されている TextData 型のインスタンス text を利用して下さい. -マイニング処理モジュールからの入力を受け取るための ''setData'' メソッドを,必要に応じて定義(スーパークラス内で定義されているメソッドのオーバーライド)してください. void setData(int dataID, boolean data){} void setData(int dataID, int data){} void setData(int dataID, double data){} void setData(int dataID, String data){} void setData(int dataID, boolean data[]){} void setData(int dataID, int data[]){} void setData(int dataID, double data[]){} void setData(int dataID, String data[]){} void setData(int dataID, boolean data[][]){} void setData(int dataID, int data[][]){} void setData(int dataID, double data[][]){} -setData メソッドは,全体を&color(red){switch(dataID) case 文};により記述して下さい. *自動実行メソッドの実装 [#y7d8762a] -スーパークラスで用意されている下記のメソッドを,オーバーライドして実装してください. ***&color(red){[3.GUI初期化]}; void initializePanel(); &color(red){(実装必須)}; [#y3f994f1] -可視化出力用のGUIコンポーネント(表示パネル類)を生成して下さい ***&color(red){[4.初期化と前処理]}; void initializeData(); &color(red){(実装必須)}; [#vb65d22d] -可視化モジュール内の変数の初期化,表示の前処理を記述して下さい ***&color(red){[6.結果の描画]}; void displayOperations(int optionNumber); &color(red){(実装必須)}; [#u1350ef9] -可視化インタフェース画面の初期表示を行って下さい.~ 全体を&color(red){switch(optionNumber) case 文};により記述した上で,&color(red){case 0:}; の箇所に記述してください. *可視化処理の実装 [#l16b1e6e] -必要に応じて displayOperations メソッドの case 文を増やして,可視化のパターンを変更する処理を実装して下さい. *コンパイル [#a786edae] -統合環境の tetdm フォルダ内で make または ant でコンパイルしてください.(自動的に統合環境に組み込まれます)