*モジュールの連動と効果 [#yb3a7228] -単一の操作によって,複数のモジュールが動作することを,モジュールの連動と呼びます -連動の結果は,最終的に可視化インタフェース上の表示に反映されます -モジュール同士を連動させることで,単一のモジュールでは実現不可能なことを手軽に実現したり,複数の処理結果を同時に眺めて比較できるようになります *連動の実現 [#s9c36fdc] -連動は,次の2つの処理が対応している場合にのみ実行されます --&color(red){連動要請};:他のモジュールに向けた,処理実行の要請 --&color(red){連動実行};:他のモジュールからの,連動要請に応じた処理の実行 *連動の種類 [#r55987cc] -連動には「可視化連動」と「処理連動」の2種類があります **可視化連動 [#y302da55] -他の可視化インタフェースモジュールの表示を更新することを,可視化連動と呼びます --''表示サイズの変更'':複数の可視化インタフェース上の表示サイズを同時に変更 --''オプション番号による再表示'':可視化インタフェースモジュールの displayOperation メソッドのオプション番号を用いて,表示内容を変更 --''フォーカス情報の強調表示'':ある可視化インタフェース上でユーザが注目しているデータ(フォーカス情報)を,他の可視化インタフェース上でも強調して表示 **処理連動 [#b49b68ee] -他のマイニング処理モジュールを実行して処理結果を生成することを,処理連動と呼びます --''入力テキストの更新による処理実行'':入力テキストを編集,保存した後,すべての処理モジュールが再び処理を実行 --''オプション番号による処理実行'':マイニング処理モジュールの miningOperation メソッドのオプション番号を用いて,処理を実行 --''フォーカス情報を利用した処理実行'':ある可視化インタフェース上でユーザが注目しているデータ(フォーカス情報)を,他のマイニング処理モジュールが入力パラメータの1つに利用して処理を実行 --''データ取得による処理実行'':マイニング処理モジュールが,他のマイニング処理モジュールに出力結果を要請し,その出力結果を利用して処理を実行