>>[[マイニング処理モジュールの作り方(簡易版)(バージョン0.42まで)]]

*マイニング処理モジュール作成の概要 [#y127243a]
*マイニング処理モジュール(簡易版)作成の概要 [#y127243a]
-用意されているマイニング処理用のクラス(&color(red){MiningModule};)を継承(extends)したクラスを作成します。
-すべての処理は,&color(blue){miningOperations()};メソッドの中(メソッドからの呼び出しを含む)に記述します。&color(green){(オーバーライド)};
-処理を実行するときの初期化処理は、&color(blue){initializeData()};メソッドの中に記述します。&color(green){(オーバーライド)};
--initializePanel()の実行時に加え、データの再読み込みや、再処理実行の命令があったときに呼び出されます。
-処理結果は、&color(blue){setData***(int, ***)};メソッドを利用して、可視化インタフェースモジュールに渡します。
--***の部分には渡すデータの型が入ります。

**マイニング処理モジュールの構成 [#a26a97be]
&ref(miningconst1.png,,35%,);
***サンプルプログラム [#uecc9818]
&ref(Sample1.java);
:入力テキストの単語間にスペースを入れた文字列を生成

*作成の準備 [#lbf28478]

-module/MiningModules フォルダ内に,自分が作成するモジュール(クラス)名のフォルダ(たとえばMyModule)を作成します.
-作成したフォルダ内に,ソースファイル MyModule.java を用意します.
-MiningModule クラスのサブクラスとして実装します.
    例)  class MyModule extends MiningModule

*コンストラクタの作成 [#re0d768d]

-setModuleIDメソッドにより,モジュールIDを与えます.(公開用に取得したID,または他のモジュールとかぶらないID)
    例)  setModuleID(4723);

-配列 pairingVisualizationID を初期化して,ペアとなる可視化インタフェースモジュールのIDを指定します.
    例)  pairingVisualizationID = new int[1];
           pairingVisualizationID[0] = 1;
-コンストラクタ内には,上記以外の処理は記述しないで下さい

*変数の宣言 [#v480e661]

-クラス内のグローバル変数を宣言して下さい.
-宣言した変数の初期化とインスタンス化は,&color(red){''必ずいずれかのメソッド内で''};行って下さい.

*入出力の方法 [#ke1a2e30]

-入力は,スーパークラスで定義されている TextData 型のインスタンス text を利用して下さい.
-出力は,ペアとして想定する「可視化インタフェースモジュール」内の ''setData'' メソッドを参照してdataID を把握した後, 出力するデータの型に対応する 以下の setData*** メソッド(スーパークラス内で定義)のいずれかを呼び出してください.

    void setDataBoolean(int dataID, boolean data);
    void setDataInteger(int dataID, int data);
    void setDataDouble(int dataID, double data);
    void setDataString(int dataID, String data);
    void setDataBooleanArray(int dataID, boolean data[]);
    void setDataIntegerArray(int dataID, int data[]);
    void setDataDoubleArray(int dataID, double data[]);
    void setDataStringArray(int dataID, String data[]);
    void setDataBooleanArray2(int dataID, boolean data[][]);
    void setDataIntegerArray2(int dataID, int data[][]);
    void setDataDoubleArray2(int dataID, double data[][]);
 
-同じ dataID をもつ,異なるデータ型の出力を生成することも可能です.

*自動実行メソッドの実装 [#c3c30098]

-スーパークラスで用意されている下記のメソッドを,オーバーライドして実装してください.

***&color(red){[2.初期化と前処理]}; void initializeData(); [#g8615bca]
-処理モジュール内の変数の初期化,マイニングの前処理を記述して下さい

***&color(red){[5.マイニング処理と結果の出力]}; void miningOperations(int optionNumber); &color(red){(実装必須)}; [#fd83b57b]
-可視化インタフェースモジュールが表示を行うためのデータを生成して,setData*** メソッドを用いてセットして下さい~
全体を&color(red){switch(optionNumber) case 文};により記述した上で,&color(red){case 0:}; の箇所に記述してください.

***初期化時の処理の流れ [#r2a7d50e]
&ref(initmining1.png,,35%,);
***データ更新時の処理の流れ [#r7b84f19]
&ref(retry.png,,35%,);


*コンパイル [#a53e0c15]

-統合環境の tetdm フォルダ内で make または ant でコンパイルしてください.(自動的に統合環境に組み込まれます)

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