*ツールタイプについて [#a6160937] -処理ツールと可視化ツールは,その組合せの柔軟さの程度に応じて,以下のタイプに分けられます. +''シンプルツール'':処理ツールや可視化ツールとの組合せが不要なツール +''プリミティブツール'':任意のツールとの組合せを意識した汎用的なツール +''セミプリミティブツール'':多くのツールとの組合せを意識した準汎用的なツール +''特殊ツール'':一定の条件を満たすツールとのみ組合せが可能なツール --ひとつのパネル内で,処理ツールが出力する処理結果データを,可視化ツールが受け取って可視化できることを&color(blue){''組合せ可能''};と呼んでいます. --処理ツール内の処理や操作によって,同じパネル内,あるいは他のパネル内での可視化ツールの出力を変更できるか(オプション番号を用いた処理やツール間の連動処理)については,ここでは考慮していません. *処理ツール [#idec728d] **シンプルツール [#mc17d75c] -&color(blue){''(条件)''};可視化ツールが不要の,処理ツールのみで処理を完結するツール **プリミティブツール [#w12e2ad3] -&color(blue){''(条件)''};dataID を引数に含まない setData***() メソッドを用いて,可視化ツールに&color(red){''データが入った変数を1つだけ''};送信するツール --データが入った変数とは,boolean,int,double,String, boolean[],int[],double[],String[],boolean[][],int[][],double[][]の11種類のいずれかの型の変数を指します. --&color(blue){setData***() メソッドを複数記述している場合でも,そのすべての直前において resetData() メソッドを呼び出していればOK}; --&color(blue){setData***() メソッドを複数記述している場合でも,そのすべての直前において resetData() メソッドを呼び出していれば,プリミティブツールとなります}; **セミプリミティブツール(プリミティブツール以外) [#f57c6e66] -&color(blue){''(条件)''};dataID を引数に含まない setData***() メソッドのみを用いて,データを送信するツール **特殊ツール [#b16726a7] -dataID を引数に&color(red){''含む''}; setData***() メソッドを用いて,データを送信するツール *可視化ツール [#fe31c00b] **シンプルツール [#mc17d75c] -&color(blue){''(条件)''};処理ツールが不要の,処理ツールからデータを受け取らないで可視化するツール **プリミティブツール [#p09c3d94] -&color(blue){''(条件1)''};dataID が 0 の,&color(red){''データが入った変数を1つだけ''};,処理ツールから受け取ることで可視化するツール --データが入った変数とは,boolean,int,double,String, boolean[],int[],double[],String[],boolean[][],int[][],double[][]の11種類のいずれかの型の変数を指します. -&color(blue){''(条件2)''};配列データを受け取る場合,その要素数に関わらず,可視化が可能になっていること **セミプリミティブツール(プリミティブツール以外) [#m2ecd0fa] -&color(blue){''(条件1)''};dataID が 0 から ( dataNumbers で指定した数 - 1 ) までの,データが入った変数を,処理ツールから受け取ることで可視化するツール --dataNumbers は int[] 型で11の要素をもち,各要素は順にboolean,int,double,String, boolean[],int[],double[],String[],boolean[][],int[][],double[][] 型の変数を,データとして受け取る数を表します. --例えば,int dataNumbers[] = {3,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}; と定義していた場合,boolean 型の変数を3つ受け取ることを予定し,dataIDが,0,1,2 のデータを受け取れるようになっている必要があります. -&color(blue){''(条件2)''};配列データを受け取る場合,その要素数に関わらず,可視化が可能になっていること **特殊ツール [#g33f6fc1] -dataID が 0 から ( dataNumbers で指定した数 - 1 ) &color(red){''以外''};のデータを,処理ツールから受け取ることで可視化するツール --例えば,int dataNumbers[] = {3,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0}; と定義していた場合に,dataID が 4 の boolean 型の変数を受け取るような場合が該当します. -または,配列データを受け取る場合,その&color(red){''要素数に制約がある''};可視化ツール --可視化ツールの専用メソッド,dataConstraints()をオーバーライドして,その制約を満たさない場合,データを受け取らない処理を記述して下さい. *組み合わせ可能性 [#z905a50e] |処理/可視化|BGCOLOR(#66ccff):シンプル|BGCOLOR(#66ccff):プリミティブ|BGCOLOR(#66ccff):セミプリミティブ|BGCOLOR(#66ccff):特殊| |BGCOLOR(pink):シンプル|○|○|○|○| |BGCOLOR(pink):プリミティブ|○|○|×(将来的に対応を検討)|×| |BGCOLOR(pink):セミプリミティブ|○|○|○データ変数の数が足りていればOK|×| |BGCOLOR(pink):特殊|○|○|△dataID なしのデータ変数の数が足りていればOK|△データ変数の dataID が一致,または配列型データ変数の要素数が条件を満たしていればOK|