>>[[活用事例(バージョン0.42まで)]]
>>[[統合環境の活用事例(バージョン0.43)]]

***以下の説明は、バージョン0.44以降のものとなっています。 [#nb92e5ab]

*使い方の基本 [#l48b7798]

**ツールの選択 [#l723fd51]
-パネル上部の''&color(red){「ツール選択」};''ボタンを利用して、使用するツールを選択します。
--いろいろなツールを使った後は、ツール選択のウインドウ内で''&color(blue){右クリック};''を利用して、使わないツールの準備状態を解除しておくと使いやすくなります。

**ツールの説明 [#l723fd51]
-「ツールの選択」でセットされたツールの説明は,パネル上部の''&color(red){「説明」};''ボタンを押して,見ることができます.
--上側のピンク色のウインドウが「処理ツール」の説明,下側の水色のウインドウが「可視化ツール」の説明となっています.

**ツールの組み合わせの選択 [#o60912c7]
-パネル上部の''&color(red){「セット」};''ボタンを押すと、そのパネルでセットされている処理ツールが推奨する組み合わせに、全パネルのツールをセットしなおします。
--''&color(blue){「戻る」};''ボタンで、セット前の状態に戻すことができますので、&color(blue){「セット」と「戻る」を繰り返す};ことで、いろいろなツールの組み合わせを試すことができます。

**ツールの動作の確認 [#r1b92006]
-処理ツール''&color(blue){「エディタ」};''を、動作を確認したいツールと組み合わせて(複数のパネルのうち,1つに「エディタ」を別のパネルに「動作を確認したいツール」を)セットします。
-エディタで入力テキストを編集して''&color(red){「保存」};''ボタンを押すと、組み合わせて使用しているツールの出力が更新されます。
--「保存」により、もとの入力テキストの内容が上書きされることはありません。



*統合環境を用いた活用事例 [#ec1be7d8]

具体的な活用例につきましては,今後充実させていきます.
-以下は,バージョン0.44からの初期状態をもとに説明しています

**テキスト分析:テキストのいろいろな情報を確認できます. [#v5cc65c0]
-&color(red){テキストのキーワード、重要文、表現の適切さなどを確認したいことがあります};
~''[入力テキストの準備]''
- 分析したい日本語のテキストを用意します。段落の区切りに文字列「スナリバラフト」を入れて保存します。(文字コードはShift-JISかEUC)
- 統合環境の起動後、&color(blue){「テキスト」};ボタンにより、保存したテキストを指定して読込みます。
~''[ツールのセット]''
-現在,起動後に,&color(blue){左端のパネル};に,複数のツールによるテキストの分析結果を統合して表示する&color(blue){ツール「テキスト分析」};が選択されています.
~''[結果の表示と確認]''
-以下の項目を確認することができます(一部バージョン0.39から)
--主役:主語としての頻度が最も高い単語
--主題:文章中のキーワード
--最重要文
--一貫性(文単位):文章の主題にもとづく,文間のつながり
--一貫性(単語単位):文章の主題にもとづく,単語間のつながり
--主語含有率:主語がある文の割合
--不適切表現数:特定の単語の使用回数
--長文の数:100文字以上の文の数
--総合評価(100点満点)

     &ref(urashima.png,,25%,);
-画面はバージョン0.39のものです
~''[結果の詳細の表示と確認]''
-「テキスト分析」が選択されているパネルの上部の,&color(red){「セット」ボタン};を押すと,表示している項目に関連するパネルがセットされます.
-各パネル上部の,&color(red){「セット」ボタンと「戻す」ボタンを繰り返し利用する};ことで,各ツールによる出力の詳細を確認することができます.
~''[活用例]''
-論文やレポートなどの原稿を作成する際に,総合評価が80点以上になることを目指すことで,基本的かつ気がつきにくい点の修正が行えます.
--先生の場合は,学生にそのように指示を出すこともできます
-自分や他人の文章の癖や傾向を把握することができます.


**レポートチェック:レポートの独自性を確認できます. [#a76e0aa1]
- &color(red){レポートの評価を行う際に、類似するレポートが含まれている場合に、それらを素早く確認することができます。};
~''[入力テキストの準備]''
- 評価したいレポート集合をひとつのフォルダ内に保存します(文字コードはShift-JISかEUC)
- 統合環境の起動後、&color(blue){「フォルダ読込」};ボタンにより、保存したレポート集合がある''フォルダ''を指定して読込みます。
~''[ツールのセット]''
-いずれかのパネル上部の左メニューから''関連チェック''を選択し、同じパネル内の''「セット」''ボタンを押すと、4つの関連するパネルがセットされた状態になります。
~''[結果の表示と確認]''
-一番左のパネル内で、各レポートを表す円をマウスで触ると、そのレポートと最も類似するレポートとの関係を確認できます。

**複数メールの要約:あるテーマに関連する複数のメールを要点を確認できます。 [#f947bb4a]
- 1つのサブジェクトで10件以上のメールがやり取りされることがありますが、&color(red){メールが長くなって来ると要点がつかみづらくなります。するとメールでの意見交換が阻害されます。};この問題を解消することができます。
~''[入力テキストの準備]''
- 要約したいメール集合をひとつのフォルダ内に保存します(文字コードはShift-JISかEUC)
- 統合環境の起動後、&color(blue){「フォルダ」};ボタンにより、保存したメール集合がある''フォルダ''を指定して読込みます。
~''[ツールのセット]''
-いずれかのパネル上部の「ツール選択」ボタンを押してから、処理ツール''「要約(展望台)」''と''「テキスト」''を選択します。
-同じパネル内の''「セット」''ボタンを押します。
~''[結果の表示と確認]''
- 要約されたメールと、メール中の重要なキーワードが表示されます。
- 要約されたメールと重要なキーワードを読むことによって、複数のメールの要点をつかむことができます。

** アンケート自由記述文の精査:自由記述文の中にある意見文を精査できます。 [#n7310d87]
- アンケートの自由記述文では、貴重な回答者の生の声を得ることができます。しかし、&color(red){自由記述文の中には事実と意見が混在していることもあります。それらを分け、意見のみを精査することによって、新しい知見を発見できる可能性が広がります。};
~''[入力テキストの準備]''
- アンケートの自由記述文が書かれたテキストを用意します。1人の自由記述文は1行で記述し、行と行の間に段落の区切り文字「スナリバラフト」を入れます。(文字コードはShift-JISかEUC)
- 統合環境の起動後、&color(blue){「テキスト」};ボタンにより、保存したテキストを指定して読込みます。
~''[ツールのセット]''
-いずれかのパネル上部の「ツール選択」ボタンを押してから、&color(blue){「アノテーション(9)」};と''「テキスト(カラー)」''を選択します。
-同じパネル内の''「セット」''ボタンを押します。
~''[結果の表示と確認]''
- アンケートのテキストと、意見文がハイライトされたテキストが表示されます。
- ハイライトされたテキストを読みながら、意見文を精査します。

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