モジュールの連動と効果 †
- 単一の操作によって,複数のモジュールが動作することを,モジュールの連動と呼びます
- 連動の結果は,最終的に可視化インタフェース上の表示に反映されます
- モジュール同士を連動させることで,単一のモジュールでは実現不可能なことを手軽に実現したり,複数の処理結果を同時に眺めて比較できるようになります
連動の実現 †
- 連動は,次の2つの処理が対応している場合にのみ実行されます
- 連動要請:他のモジュールに向けた,処理実行の要請
- 連動実行:他のモジュールからの,連動要請に応じた処理の実行
連動の種類 †
- 連動には「可視化連動」と「処理連動」の2種類があります
可視化連動 †
- 他の可視化インタフェースモジュールの表示を更新することを,可視化連動と呼びます
- 表示サイズの変更:複数の可視化インタフェース上の表示サイズを同時に変更
- オプション番号による再表示:可視化インタフェースモジュールの displayOperation メソッドのオプション番号を用いて,表示内容を変更
- フォーカス情報の強調表示:ある可視化インタフェース上でユーザが注目しているデータ(フォーカス情報)を,他の可視化インタフェース上でも強調して表示
処理連動 †
- 他のマイニング処理モジュールを実行して処理結果を生成することを,処理連動と呼びます
- 入力テキストの更新による処理実行:入力テキストを編集,保存した後,すべての処理モジュールが再び処理を実行
- オプション番号による処理実行:マイニング処理モジュールの miningOperation メソッドのオプション番号を用いて,処理を実行
- フォーカス情報を利用した処理実行:ある可視化インタフェース上でユーザが注目しているデータ(フォーカス情報)を,他のマイニング処理モジュールが入力パラメータの1つに利用して処理を実行
- データ取得による処理実行:マイニング処理モジュールが,他のマイニング処理モジュールに出力結果を要請し,その出力結果を利用して処理を実行