フォーカス情報による処理連動
のバックアップ(No.11)
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フォーカス情報による処理連動
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1 (2012-04-07 (土) 18:28:16)
2 (2012-04-13 (金) 00:48:31)
3 (2012-07-09 (月) 22:09:34)
4 (2012-08-29 (水) 20:22:28)
5 (2012-08-30 (木) 14:25:36)
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8 (2016-12-13 (火) 15:10:44)
9 (2018-11-12 (月) 09:33:50)
10 (2018-11-12 (月) 10:39:02)
11 (2018-11-12 (月) 13:49:26)
概要
†
ユーザが着目(フォーカス)しているデータを,処理ツールの入力として利用します
結果として,組み合わせて用いられている可視化ツールの表示も更新されます
連動要請の準備は,処理ツールまたは可視化ツールで行い,連動要請処理の実行は可視化ツールから行います
連動実行は,処理ツールに記述します
バージョン4.0からアクセス方法が変更されています。
↑
実装方法
†
バージョン3.50からTouch, Click, Timingが統一され、case 4500:を使用するように変更されています。
バージョン3.50から,連動対象はfocusExecuteがtrueにセットされているツールに変更されています。
↑
連動要請(可視化ツール)
†
↑
連動要請の準備:フォーカスデータの指定
†
処理ツールまたは可視化ツール内で,データにフォーカスを与える記述を書きます
フォーカスを与えられるデータには,以下のものがあります.
セグメント,文,キーワードの集合
メインおよびサブの,セグメント,文,キーワード
真理値(boolean),整数(int),実数(double),文字列(String)の一次元配列,二次元配列
メインおよびサブの,真理値,整数,実数,文字列
↑
準備方法:セグメント,文,キーワードの集合の場合
†
必要に応じて,以下のメソッドを呼び出して,フォーカスデータを初期化します(
処理または可視化ツール
)
resetAllFocus()
セグメント,文,キーワードに関するフォーカスデータのみが初期化されます.
以下のローカル変数(MiningModuleクラスまたはVisualizationModuleクラスで定義)に,フォーカスするデータの変数をtrueにセットします(
処理または可視化ツール
)
変数名
説明
boolean focusKeywords[];
各キーワードのフォーカスのon, off(添え字にはキーワード番号を用いる)
boolean focusSentences[];
各文のフォーカスのon, off(添え字には文番号を用いる)
boolean focusSegments[];
各セグメントのフォーカスのon, off(添え字にはセグメント番号を用いる)
ローカル変数の値を,他のパネルのツールからも参照できるところにコピーする以下のメソッドを呼び出します(
処理または可視化ツール
)
処理ツールの場合(引数に,フォーカスを当てたデータの意味を日本語および英語で記述します.""で省略もできます)
setFocusSegments(String japaneseCondition, String englishCondition)
setFocusSentences(String japaneseCondition, String englishCondition)
setFocusKeywords(String japaneseCondition, String englishCondition)
可視化ツールの場合
setFocusSegments()
setFocusSentences()
setFocusKeywords()
セットしていない他のフォーカスにも自動的に値がセットされます.
セグメントをセットした場合:フォーカスされたセグメントに含まれる文とキーワードにもフォーカスが当てられます
文をセットした場合:フォーカスされた文を含むセグメントと,フォーカスされた文に含まれるキーワードにもフォーカスが当てられます
キーワードをセットした場合:フォーカスされたキーワードを含む文とセグメントにもフォーカスが当てられます
メインとサブのセグメント,文,キーワードは初期化されます
連動要請処理をするメソッドを呼び出します(
可視化ツール
)
executeAllByFocus()
executeOthersByFocus()
コンストラクタ内で focusExecute を true に設定している処理ツールで initializeData() と miningOperations()のcase 4500: を実行 します
ペアとなっている可視化ツールの initializeData(),displayOperations()のcase 0: を実行します.
↑
準備方法:メインおよびサブの,セグメント,文,キーワードの場合
†
必要に応じて,以下のメソッドを呼び出して,フォーカスデータを初期化します(
処理または可視化ツール
)
resetMainSub()
セグメント,文,キーワードのメイン,サブに関するフォーカスデータのみが初期化されます.
以下のメソッドを利用して,フォーカスするデータの変数をセットします(
処理または可視化ツール
)
valueに,フォーカスする,セグメント,文,またはキーワードの番号(フォーカスなしは-1)をセットします
onlyがtrueの場合,セットしたmainまたはsubの他方を-1に初期化します
処理ツールの場合(引数に,フォーカスを当てたデータの意味を日本語および英語で記述します.""で省略もできます)
setMainFocusKeyword(int value, String japaneseCondition, String englishCondition, boolean only)
setSubFocusKeyword(int value, String japaneseCondition, String englishCondition, boolean only)
setMainFocusSegment(int value, String japaneseCondition, String englishCondition, boolean only)
setSubFocusSegment(int value, String japaneseCondition, String englishCondition, boolean only)
setMainFocusSentence(int value, String japaneseCondition, String englishCondition, boolean only)
setSubFocusSentence(int value, String japaneseCondition, String englishCondition, boolean only)
可視化ツールの場合
setMainFocusKeyword(int value, boolean only)
setSubFocusKeyword(int value, boolean only)
setMainFocusSegment(int value, boolean only)
setSubFocusSegment(int value, boolean only)
setMainFocusSentence(int value, boolean only)
setSubFocusSentence(int value, boolean only)
セットしていない他のフォーカスにも自動的に値がセットされます.
セグメント,文,キーワードの集合のフォーカス用変数で,メインまたはサブがセットされた番号の値がtrueにセットされます.
セグメント,文,キーワードの集合の場合に準じて,他の集合のフォーカスもセットされます.
連動要請処理をするメソッドを呼び出します(
可視化ツール
)
executeAllByFocus()
executeOthersByFocus()
コンストラクタ内で focusExecute を true に設定している処理ツールで initializeData() と miningOperations()のcase 4500: を実行 します
ペアとなっている可視化ツールの initializeData(),displayOperations()のcase 0: を実行します.
↑
準備方法:真理値,整数,実数,文字列の場合
†
以下のメソッドを利用して,フォーカスするデータの変数をセットします(
処理または可視化ツール
)
setMainFocusBoolean(boolean value)
setSubFocusBoolean(boolean value)
setMainFocusInteger(int value)
void setSubFocusInteger(int value)
setMainFocusDouble(double value)
setSubFocusDouble(double value)
setMainFocusString(String value)
setSubFocusString(String value)
setFocusBooleanArray(boolean values[])
setFocusIntegerArray(int values[])
setFocusDoubleArray(double values[])
setFocusStringArray(String values[])
setFocusBooleanArray2(boolean values[][])
setFocusIntegerArray2(int values[][])
setFocusDoubleArray2(double values[][])
連動要請処理をするメソッドを呼び出します(
可視化ツール
)
executeAllByFocus():すべての処理ツールの処理を実行
executeOthersByFocus():本メソッドを呼び出したパネル以外の処理ツールの処理を実行
コンストラクタ内で focusExecute を true に設定している処理ツールで initializeData() と miningOperations()のcase 4500: を実行 します
ペアとなっている可視化ツールの initializeData(),displayOperations()のcase 0: を実行します.
↑
連動実行(処理ツール)
†
処理ツールのコンストラクタ内で
focusExecute の値を true
にセットします.(セットしていない場合,連動しません)
処理ツール内で,フォーカスされているデータを用いた処理の記述を,miningOperations()のcase 4500: から呼び出されるところに書きます
フォーカスされているデータの取得には,以下のメソッドを使います.
boolean[] getFocusKeywords()
boolean[] getFocusSegments()
boolean[] getFocusSentences()
int getMainFocusKeyword()
int getSubFocusKeyword()
int getMainFocusSegment()
int getSubFocusSegment()
int getMainFocusSentence()
int getSubFocusSentence()
boolean getMainFocusBoolean()
boolean getSubFocusBoolean()
int getMainFocusInteger()
int getSubFocusInteger()
double getMainFocusDouble()
double getSubFocusDouble()
String getMainFocusString()
String getSubFocusString()
boolean[] getFocusBooleanArray()
int[] getFocusIntegerArray()
double[] getFocusDoubleArray()
String[] getFocusStringArray()
boolean[][] getFocusBooleanArray2()
int[][] getFocusIntegerArray2()
double[][] getFocusDoubleArray2()
↑
フォーカス情報による処理連動の処理フロー
†
バージョン4.00から、着目情報をセットする変数が変更されています。
バージョン3.50から、Touch, Click, Timingが、以下に統一されています。
executeAllByFocus()
executeOthersByFocus()