概要 †
- ある処理モジュールを使用する際に,同時に使うことが望まれるモジュールの組合せを自動的にセットする「▲セット」ボタン,セットする前のモジュールの組合せに戻す「▼戻る」ボタン,ならびにパネルを削除する「×削除」ボタンを追加します
実装方法 †
セットボタンを有効にする †
- デフォルトで有効になっています.
- 無効にしたい場合は,コンストラクタ内で, panelSet=false; と記述します
モジュールの組合せを指定する †
- 処理モジュールのコンストラクタ内で,2つの整数型配列 defaultSetPanelModuleID と defaultSetPanelVisualizationID を,パネルにセットする処理モジュールのIDと可視化インタフェースのIDを,対応する順番に与えて初期化します
- 例) 5つのパネルにモジュールをセットする場合
defaultSetPanelModuleID = new int[]{19,12,13,2,16}; //処理モジュールのID
defaultSetPanelVisualizationID = new int[]{3,2,12,3,3}; //可視化インタフェースのID
- 上記2行によるモジュールの指定がない場合(デフォルトの組合せ):
コンストラクタ内に記述されたペアとなる可視化インタフェースすべてを並べた組合せになります
セットボタンが押された時の処理を記述する †
- 処理モジュールがアクションリスナー( ActionListener )を使用する場合:
public void actionPerformed(ActionEvent e)メソッドの中のどこかに,次の記述を挿入して下さい
insideOfActionPerformed(e);
- 処理モジュールがアクションリスナー( ActionListener )を使用しない場合:
記述の必要はありません
オプションによる可視化連動利用時の実装方法 †
- モジュールの組合せのセットと同時に,可視化インタフェースの表示を更新(displayOperations( optionNumber ) を実行)する場合,
セットボタンが押された時の処理を記述する †
- public void actionPerformed(ActionEvent e) メソッドを実装して,insideOfActionPerformed(e); を挿入する代わりに,次の記述を挿入して下さい
insideOfActionPerformedShort(e);
if(e.getSource() == panelSetButton){
panelSet();
//ここで,下記の項目にあるメソッドを呼び出して下さい
(通常のオプションによる可視化連動とはメソッド名が異なっています)
}
オプションによる可視化連動の連動要請 †
- 処理モジュール内で,スーパークラスで用意されているメソッド displayModule( int moduleID, int optionNumber )を呼び出すことで,指定した可視化インタフェースの表示を更新 (displayOperations( optionNumber ) を実行)します
- [注意点]複数の同一IDの可視化インタフェースの表示を更新する際は,まず displayModuleFirst( int moduleID, int optionNumber )を利用して,最後にdisplayModule( int moduleID, int optionNumber )を呼び出して下さい