モジュール作成の準備 †
- Javaでのプログラミングを基本としますので,Javaのコンパイラ(javac)をインストールして下さい.
- JDK: Java Developers Kitなど
- make または ant コマンドでコンパイルを行います.
- コマンドが使えない場合は,コマンドをインストールするか, Makefile 内のコマンドを,直接コマンドラインで実行してコンパイルして下さい.
モジュール作成の概要 †
- テキストの単語への切り分け、頻度計算など、多くのテキスト処理に共通する処理を実装することなく、最低限の処理、可視化部分のみをプログラムで作成して動作させることができます.
- 他のモジュールとの連動処理を実装することによって、ひとつのテキストに対する多様な処理結果を得る環境を実現できます。
モジュール作成の方針 †
- モジュールを作る時は,次のいずれの方針でいくかを決定します.
- ペアとなる「処理モジュール」と「可視化モジュール」を,それぞれ1つずつ作る
- 「処理モジュール」と「可視化モジュール」のいずれかを作り,ペアとするモジュールは既存のモジュールを利用する
マイニング処理モジュール(処理ツール) †
テキストに何らかの処理を行うモジュール
- [入力]単語の切り分け,単語の頻度計算など基本処理が終わったデータを入力として利用できる
- [処理]入力データに何らかの処理を施す
- [出力]用意されているメソッドを呼び出して,処理結果をデータベースや「可視化インタフェースモジュール」に渡す
複数の処理モジュールの結果を統合するモジュール
可視化インタフェースモジュール(可視化ツール) †
原則として汎用性を重視して、可視化処理のみを実装してください
- [入力]単語の切り分け,単語の頻度計算など基本処理が終わったデータを入力として利用できる
- [入力]用意されているメソッドをオーバーライドして,対応するマイニング処理モジュールからの処理結果を受け取る
- [処理]データを可視化するための処理を行う
- [出力]フレームやパネルを作成することなく,必要な結果を描画する処理のみを作成する
特定の処理モジュール専用の可視化モジュールの作成
- 作成前に、既存の可視化モジュールの活用や拡張を検討してください
- 処理モジュールや可視化モジュールの独自性が高い場合に限ってください
- 作成後も、多くのモジュールからの利用が可能になるように汎用性を高める拡張を考慮してください
作成したモジュールが利用できるモード †
- 作成したモジュールは,拡張モードでのみ利用できます